仕立て屋の提案
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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秋冬生地が入荷してきました。ファッションの世界ではS/SやA/Wというように季節に合わせた装いがありますね。スーツに関しては、季節に合わせて生地を変えていきます。
夏の定番生地は「モヘア」「シアサッカー」「コードレーン」であるなら、秋冬の定番生地は「フランネル」「サキソニー」「メルトン」「ツイード」などがあります。
定番の柄から、この時期特有の色合い、たくさんの生地が番地、生地見本に入っています。秋冬の定番生地と言われ、暖かみのある起毛加工がされている生地もオススメです。
さて、入荷してきた生地を見ているとあることに気づきました。
「オールシーズンと書かれている生地の種類が春夏に比べて多い!!」
基本的に春夏と秋冬の生地では、生地の厚みが違います。その時に見るのが「目付け」と呼ばれる生地の1mあたりの重量を示しているものです。230g以下が夏物、260g以上が冬物とされています。オールシーズンの生地は、250gほどの生地です。
春夏の間にも、オールシーズンの生地にて仕立てたいというご要望も多くいただいたのですが、秋冬見本に比べて、春夏見本は生地の種類が少なかった印象があります。そのため、在庫が切れるのもとても早かったです。今回、入荷のタイミングですので豊富なラインナップから選んでいただけます。
個人的に気になった生地をピックアップしてみました。全てオールシーズンの生地になっています。
ピックアップしましたが、まだまだご紹介できていない生地も多くあります。オールシーズンの生地をこんなにも多くの種類から選べるのは、春夏の生地見本ではできませんでした。この時期ならではの生地の豊富さ、この機会にオールシーズン着れるスーツを仕立ててみてはいかがでしょうか。
入荷のタイミングですので在庫もまだまだ多いですが、すでに在庫が切れてしまっているものも多少ございます。欲しいような柄や色味がありましたら、お早めにオーダーくださいませ。
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
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某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。