スーツ
ビジネスウェアを必要とする多くのビジネスマンや経営者、起業家、ビジネスに成果を求める人。
あなたのキャラクター、体型を最大限に活かした飽きのこない実用的な服「リアルクローズ」を、俺のTailorは提案いたします。
この記事は「スーツ」カテゴリーの記事
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2021/02/06
最近はこのコロナ禍ではございますが、初めてオーダースーツを仕立てに来ました!という方のご来店も例年より比較的多い様な気がしています。
そこで、初めてのお客様にとってはご来店時に一番悩む時間になるであろう【生地選び】について、選び方が少しでもわかる様に本日は解説してみようと思います。
当店では常時2000種類以上の生地をご用意しておりますが、その殆どは欧州などのショップと同様、【バンチブック】といって大体ハガキサイズくらいの生地が本の様になった生地見本を用いてお客様に実際に使用する生地のご提案をさせて頂きます。
実際にスーツにお仕立て頂くのに必要な3メートルほどのサイズの生地でご提案するショップもありますが、この場合実際の生地を肩に掛けるなどして色などをイメージしやすいという反面、店舗という限られたスペースの中では揃えられる生地に限りが出てしまいます。
実際には2,000種類全てにお客様が目を通す事はありませんが、生地の違いを感じる為には生地見本に付いているラベルの見方が上手くなると判断がつきやすくなると思います。
まずはこちらをご覧ください。
こちらは全て新しく入荷したCANONICOというブランドの春夏シーズンのバンチブックにあるラベルになりますが、スーツを仕立てる事を想定しただけでもこれだけの種類がございました。
これをみて全て理解するのには一度では難しいですが、まずわかりやすいものとしては【250gms】などと書いてある重さをみると良いと思います。
簡単にいうとこのグラム数が重いほど生地に厚みがあるわけなので、それでスーツの仕上がりが軽いのか重いのか、着用するシーズンなどをイメージして頂けます。
あとはクオリティの部分、その生地が何が出来ているかを確認してください。
ウール100%がスーツでは定番となりますが、混紡されているものがある場合にはそれによって表情ももちろん変わってきます。
わかりやすいところですと、例えばシルクが入るとより艶っぽくなるなどですね。
初めてオーダースーツを仕立てたいという方はご来店時に仕立ててみたいスーツのイメージ、または人物などの写真などをお持ち頂いたり、ご利用のシーンなどをお話し頂くと生地の方向性もある程度決める事が出来ますのでご安心ください。
このラベルの見方が殆ど分かる方はかなりの達人です。(笑)
この記事を書いたのは「倉持悠也」
筆者「倉持悠也」について
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大学卒業後勤めた会社で上場、倒産、新会社の立ち上げという激流に流されたTwenties。
自ら城を築くべく、「俺のTailor」を立ち上げる。
しかし、経営者の道のりこそ激流だと気付いたRecentry。
趣味はサーフィン、出来れば南の島で時の流れに身を任せたい。