雑談
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
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2017/12/02
最近Amazonが勧めてきて購入したこちらの本。
素直に買って読んでみるとスーツの着こなし等を分かり易く紹介している良本だったのですが、その中で筆者が初めてパンツをオーダーした時のエピソードが面白かったので紹介します。
こういう事、どの分野でもありますよね?笑
おそらくこの店員のおばさんはお店に来店した学生だった筆者のニーズに照らし合わせ『ウエストの後ろはVに割る?』とか『包みボタン?』等と質問し、お客さんの求めている物は『ボンタン』なんだと確信したのだと思います。
お店のおばさんもきっと筆者を歓ばせたかったのは間違いありません。
先に紹介した筆者の様にしっかりした自分のイメージを持っているのであれば、今の時代であれば携帯で画像を見せるとか雑誌を見せるとか自分持つイメージをしっかりとお店の店員と共有する事だと思います。
この話しには後のエピソードもあり、やはり諦めのつかなかった筆者も自分のスケッチした物をまたおばさんに持って行ってリベンジをしたそうです。
こうして当時友達も唸る自分の理想のパンツを手に入れたそうです。
当店でも先日初めてご来店頂いたお客様とこんなやり取りがありました。
もちろんこれについてはお店を運営いく中で重要な『選択』だと思っています。予約制をやめれば、ふとお客様も自分の来たいと思った瞬間でオーダー出来るからです。もしかしたら売上げもその方が伸びるかもしれません。
当店も今開店してから5年目になりますが、創業した時から『完全予約制』というのにこだわっています。
これには、どうしても一度に複数のお客様を相手にしたり、まともに話しをしない中で注文を受けてしまうと先のエピソードの様にイメージの【取り違い】をしてしまって満足感が薄れてしまうのではないかという考えているからです。
もちろん、しっかりとしたイメージを持っている程ファッションに対して興味をもっている人の方が少ない事も理解していますが、お客様の持つ雰囲気や使うシチュエーション等でお客様も持っていなかった答えを導き出す事も店員の役目、それが出来なければハードルを高くして『予約制』にこだわる必要はないかもしれませんね。
当店もまだまだ発展途中、筆者の様に残念なオーダーを無くせる様に頑張ります。
この記事を書いたのは「倉持悠也」
筆者「倉持悠也」について
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大学卒業後勤めた会社で上場、倒産、新会社の立ち上げという激流に流されたTwenties。
自ら城を築くべく、「俺のTailor」を立ち上げる。
しかし、経営者の道のりこそ激流だと気付いたRecentry。
趣味はサーフィン、出来れば南の島で時の流れに身を任せたい。