エポレットとカジュアルシャツ
エポレットとカジュアルシャツ
本日納品したカジュアルシャツ。オーダーシャツは、スーツの中に着るためのシャツ以外にも、普段着として着用できるデザインをご希望のお客様も多いです。今回仕立てたシャツはサファリシャツをイメージし作成。
サファリシャツ
サファリシャツというと本来は両胸・両脇にポケットを配し、アフリカでの着用を考慮し、半袖であることが多いです。今回のオーダーはジャケパンでのカジュアルスタイルのインナーとしてのシャツということで、長袖にし、脇のポケットも省きました。
サファリシャツの印象を強めるためにエポーレットをつけたのがポイントです。
エポレットとは
エポレットは、コートやジャケットのような軍事用のアウターウェアなどに見られる装飾的なショルダーピースです。日本語では肩賞などとも言われます。
通常では金色の装飾で、タッセルを付けたものが原型です。軍隊やパイロットの階級などを示すためにも使用されました。実用的な部分では、兵士の銃のストラップが肩から落ちないようにするために、軍服に肩掛けをつけたことでも知られています。
現在ではコート、ジャケット、さらにはカジュアルシャツに見られるように、エポレットはメンズウェアの一般的な装飾になっています。
シャツの仕様を考えられるのも、オーダーメイドならではなのではないでしょうか。こんなデザインはできるのか、ぜひお問い合わせください。