ウエディング
この記事は「ウエディング」カテゴリーの記事
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結婚式のゲストで参列するために、スーツをご準備するため、ご来店いただきました。
ビジネスシーンでは、職業柄ほとんどスーツを着ないということと、お若いので、やや派手なスーツも好きだというご要望でした。
まず考えるべきは、ベースの色味。
定番のグレーやネイビーではややビジネスシーンの印象が強くあります。
今後はビジネスでも着用される場合は、落ち着いたトーンもいいですが、今回は華やかな印象をイメージしております。
また、チェックの色味も、ベースの色味との差が少ないと、やはりシックな印象が強いです。
よりチェックの色合いが特徴的であれば、それだけでファッション性が高まります。
また、チェックの大きさも重要なポイントです。
上の写真の生地のような一般的なチェックの大きさよりも、下の写真の生地のような大きいデザインのチェックなどが、より華やかさを演出してくれます。
オーダーメイドらしい生地でもあるため、このような大きめのチェックにしようと打ち合わせが進みます。
最終的にたどり着いた生地がこちら。
ブルーグレーの珍しいベースの色味に、トーンの違うブルーのグレンチェック、その上にエンジの濃いめのトーンのチェックがアクセントになり、存在感を上げています。
華やかですが、派手になりすぎず、ご要望通りの素敵なスーツに仕立て上がったかと存じます。
オーダー時には着用する場面をよくイメージすることも重要です!
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
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某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。