生地ブランド
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
この記事は「生地ブランド」カテゴリーの記事
洋服において、男性の選択肢は狭いと言われます。
しかしだからこそ奥深いと考え、私達は着手であるお客様のパーソナリティを最大限に引き出す一着を仕立てる事に集中します。
かつて人々を魅了する数々のアートを生んだミラノ郊外の小さな町『ORENO』の様に、お客様にとっての唯一無二の存在になれる事を祈って。
この記事は「生地ブランド」カテゴリーの記事
2020/08/24
ビジネスシーンのカジュアルウェアとしてジャケットのオーダーを多く頂いておりますが、私服でもオーダーメイドを取り入れる方も増えてきています。
リラックスできる着心地と、意外と既製品と変わらない値段で買えるなどと、ファッションを楽しんでいただいているお客様を中心にお作り頂いております。
2020年秋冬のジャケット生地が入荷しましたので、一気にご紹介したいと思います。
トレンドを感じる生地やベーシックな色柄、こんなのが欲しかったというデザインまで、様々なブランドからセレクトされています。
ブランドごとにご紹介いたします。
タリア・デルフィノは「ゼニア」「ロロピアーナ」と並ぶ世界三大織元として、100年以上の歴史を持つ最高級ブランドです。
ビジネスシーンで使いやすいような色をベースに、デルフィノらしい配色がシンプルになりすぎず、オーダーメイドにぴったりの個性が出せる生地になっていることも人気の理由でしょうか。
その着心地の良さから、デルフィノをリピートして仕立てる方も多くいらっしゃいますが、世界中でファンを持つ品質は確かなものです。
人気の高いブラウンを中心にツイーディな生地から始まり、大判の総柄、ホップサックまで選べる流石のラインナップです。
1922年創立のイタリアの高級紳士服地メーカーです。
シルクやリネンなどの混合生地を得意としておりますが、秋冬は機能性と保温性に優れたウール100%のクオリティを揃えています。
高級な素材の雰囲気を十分に感じられる生地感を楽しんでみてください。
イギリスでは老舗の織元、ラッシャーミルズ。
昨今のクラシックなスタイルのトレンドに準じてイギリス生地の人気が高まっていますが、ラッシャーミルズもかなり注目される方が増えました。
知る人ぞしるクラシックなスタイリングにいかがでしょうか?
マーリン&エヴァンス社は1782年にイングランドは南西にあるストラウドで設立されました。
紡績・織り・仕上げの一貫生産型メーカーで、19世紀にはフランネル素材で広く知られるようになり、1920年代にはロールス・ロイスが厚手のフランネル素材を車の内装に使用したことにより話題になります。
イギリスを感じるクラシックな柄を色味を足して作られているのがポイント。
無骨になりすぎないバランスの取れた生地になっております。
アンジェリコ社は、イタリア・ビエラにて、1950年に創業しました。
その後、オリジナルコレクションを展開し、紡績工場を併設、徐々に規模を拡大していきました。
技術の躍進と設備のリニューアルを繰り返し、1972年には染色部門と整理部門も新たに作り、今では、紡績から仕上げまで、一貫して自社で生産を行っている、所謂ミルのため、高品質と高いコストパフォーマンスを兼ね備えています。
去年多くのご注文をいただいたグレンチェックの生地。
雑誌などにも取り上げられ、かなり反響のあった生地ですが、今年も入荷しております。
ご注文がまだというかたは、ぜひご検討くださいませ。
ジャケット生地を得意とする紳士服地ブランドであるディプライ。
世界的なファッションブランドも使用する同社の生地を、ご自身の体に合わせて仕立てられると、感度の高いお洒落な方達のご注文を多く頂きます。
思い切った太いストライプの生地など、探すとない唯一無二のデザインも見どころです。
イタリアを代表するコットンメーカであり、様々なブランドに使用されるレダエリ。
世界最高峰のファクトリーで織りなすベルベットやコーデュロイは名品です。
既製品で探すとちょうど良いサイズが見つかりづらい起毛素材のアイテムですが、オーダーメイド可能です。
こちらはイギリスのコットンブランド。
1858年創業の老舗が作るコットンは、ハリ・コシがあり、ジャケット、スラックス、ベストと着回しを考えられるようなオーダーも可能です。
コストパフォーマンスに優れたジャケットコレクション。
オールシーズン着用できるホップサックのクオリティのため、最初の一着に最適です。
1952年創業のイタリアの紳士服地ブランド。
スーツの生地として、多く見かけられることから知名度も高く、イタリアらしい柔らかい仕立てにて、着心地を楽しむことができます。
オーストラリアの牧場の中でも厳選された最上の牧場と提携し、メンズ・ウィメンズアパレル用の高品質なウール・化繊製品を供給し続ける老舗メーカーです。
大き目のチェックがアイコニックなデザイン。
コート生地として使用していただける生地となっております。
ヘリンボーンは去年に引き続き人気のデザインのため、早めのオーダーをお勧めいたします。
ルイージコロンボのウール100%クオリティの生地は毛足が長い風合いが特徴で、なかなかないラグジュアリーな仕立て上がりを感じられるようなデザインです。
この記事を書いたのは「木村駿平」
筆者「木村駿平」について
木村駿平をSNSでフォローするならこちら
某ファッション学校にて、レディースオートクチュールのパターン作成、縫製を専攻。
卒業後、「俺のTailor」に入社。
奥深い紳士服の世界に刺激を受けながら、日々勉強中。
趣味はワークアウト。自分のオーダースーツが着れなくなるほどの体型変化に気がかりながらも
週に3回トレーニングに費やす。サプリメント中毒者。